この記事を書き始めたのは2020年3月ですが、コロナウィルスの影響でリモートワーク(テレワーク)を推奨する企業が増えてきているようです。
現職も今回の事象が起こる前からリモートワークを推進していました。
こぶんの勤務先の会社も、リモートワーク推奨です。
コロナの騒動が起こる前から準備をしていたので、比較的安定的に業務が行えているような気がします。
今回は、元芸人という観点も交えつつ、体感しているリモートワークについてまとめます。
前提
- 僕は情報システム部(社内IT部門)ではないので、セキュリティ周りの整備などはわかりません
- 全社員にmac bookが与えられている環境です
- 利用ツールは「slack」「zoom」「esa」「G suite」、あと勤怠や稟議周りもクラウドです
- ビジネスサイドでのリモートワーカーです
想定読者
- リモートワークを始めたばかりの方
- リモートワークを始めていないが関心のある方
- リモートワークに懐疑的な方
- 元芸人ビジネスマンの話が聞きたい方
リモートワークをする上で大切なこと
リモートワークの成否はシンプルで、大切なのは1点だけです
過剰なまでの、アウトプットの見える化。以上!
たぶんここだけ守る、あるいは見守るようにすれば・・・
もしくは、守る、かつ見守る仕組みを作れれば、万事解決でみんな幸せになれると感じています。
リモートだろうが、リモートじゃなかろうが、
やるやつはやるし、やならないやつはやらない。
ただし、リモートではその差分が顕著になる。
やらないやつだと勘違いされる可能性や、やらないやつを量産しないために普段より多めのアウトプットを推奨します。
仕事のジャッジが、普段であれば
成果>>アウトプットの質>>>>アウトプットの量
ですが、リモートにおいては
成果>>アウトプットの質>アウトプットの量
くらいのイメージです。
オフィスに居るのであれば「なんかやってるな」で成立するものが、リモートだと実際なんかやっていたとしても、アウトプットがなければ、残念ながら「なんもやってない」ことになってしまいます。
10日目にいいアウトプットが出来るスケジュール感で進めていても、それが表に出ていなければ、9日目に「なんもやってねーじゃん」と不要な負を生む可能性がある。
常日頃から、細かくアウトプットをしつつ周りからのフィードバックをうけ修正していくのが、正なのはしっていますが、リモートだとそれをより意識的に進めることで、仕事が円滑になると実感しております。
具体的に何をやってる?
- プロジェクト進捗は細かくドキュメント化
- 現職ではesaを利用しているので、普段より細かくアウトプット
- 普段よりのドキュメントのサイズが小さい段階で(進捗の途中過程で)、細かく完成稿をリリース
- slackのレスはなる早
- 気づいている気づいていない、いるいないが分かりづらいので、鈍い反応は普段よりも相手にストレスがかかるはずです。社内コミュニケーション周りは最速でリアクションを心がけは大事だと思います。
- 仕事のやり取りはopen チャンネルで
- こちらもslackの話ですが、口頭ベースで行っていたようなやり取りもDMなど裏側でコミュニケーションするのではなく、表でやり取りする
- slack文化の基本ではあると思いますが、「口頭」がなくなる分、より意識的に
- 些細なものでも共用カレンダーにスケジュールを入れる
- slackの反応とひも付きますが、反応出来ない時間の見える化をしておくと、相手のストレスも下がり、より円滑にコミュニケーションが出来ます
- 会話が生じるコミュニケーションは極力slackのcall
- 資料を利用するミーティングなどはzoomを使ったりしますが、仮想デスクとしてslack見とけばその人の状態がわかるようにしておきたい
- どんだけslack好きなんだよ、はナシ
- ワークスペース環境をちゃんと整える
- 人が入ってこない、邪魔されないスペースを確保する
- ジャストサイズのデスクを用意する
- リモートmtgが出来るような通話環境を作る
細かいチップスはこんな所でしょうか。
まとめ
リモートワーク自体はそれが出来る職種なのであればとてもいい体験だと思います。
通勤がないことは本当にストレスを低減してくれますし、オフィスにおいても「人が周りにいる」事自体が実は結構神経をすり減らしているってこともわかりました。
一方デメリットは
- リモートであろうがなかろうが、集中できないときは集中できないわけで、リモートでその状況に陥ったときにストレスが酷い
- アウトプットすることへの焦りが酷い
こんなところくらいです。
トータルで考えれば、
間違いなくストレスが低減される。
そして通勤時間分、自分の時間が増えるので人生は豊さは増します。
ただし巧く律せないと確実に成果が乏しくなりますし、下手をすると会社の業績にも影響を与えます。
巧く工夫して仕事を進捗させないと、人生が狂いかねません。
僕がやっていて体感するのは、繰り返しになりますが、とにかく頻度の高いアウトプット。
ここを巧くカルチャーとして定着させる、または仕組みとして作る事ができれば、
リモートワークは生産性を引き上げ、かつワークライフバランスも向上させる良い機会になると感じています。
備考
文章が長くなったので、第一部とします。
芸人時代に実施したリモートワーク失敗の教訓や、Bossからのリモートに関する教えなど、「リモートだからこそ必要なこと」は次回まとめます。
コメント