転職とAmazonレビュー

35歳職歴なしの転職活動

どうもこぶんです。
ご覧頂きまして、ありがとうございます。

前回の記事ではチャンスの総量を上げることによって、内定率を5倍に引き上げたお話をしました。

今回は、その肝になる「書類選考」について共有させもらいます。

「さて、職務経歴書や履歴書どうしよう」。
転職活動に踏み出す最初の段階で、必ず立ち止まるポイントだと思います。

そしてここが通過できないと、転職活動にエンジンがかかってきません。

変化にはエネルギーが必要なので、この段階は一気に勢いをつけたい所です。

通過できる書類がどんなものか、具体的なイメージを持ってもらう。

今回の記事では、こんな所をお手伝いできればと思っています。

特にこんな方々のお役に立てると思います。

  • 転職でジャンプアップを狙っている方。
  • 僕のように、非正規雇用から正規雇用を目指している方。
  • 書類の書き方に悩んでいる方。
  • 書類選考に苦しんでいる方。

事実を羅列じゃセンスがない

事実を書くことは当たり前です。

嘘は書いちゃいけません。

しかし、事実をただ並べた書類はセンスがないと思います。

「ありのままの僕の全てを受け止めてくれ」でうまくいく恋愛が少ないように、転職活動も相手に全てを委ねていてはうまくいきません。

イイカッコウをするのではなく、あなた自身が持っている良さを、ちゃんと伝えるために、事実がよく見える角度を必死に探す。

その上で、いかに採用担当者に向けて、しっかり「メッセージ」を送れるか。

これがいい書類を書く上で最も大切なことだと思います。

メッセージを考える前にやること

メッセージを届ける相手が誰なのかをはっきりさせることです。

引き続きすごくざっくりとした恋愛観で例えてみると、

趣味の合う異性と付き合いたいのか、家が近い異性と付き合いたいのか、によってアプローチの方法が変わってくると思います。

家が近い異性と付き合いたいって云うわけのわかんないニーズがあるのかは置いておいて(笑)

「誰」に届けるかを明確にしないと、メッセージは作りづらいです。

僕は、この「誰」を明確にしておくことが、転職活動の成功率をグンと上げる要素だと思いますし、転職後の幸せ度もグンと上がると思っています。

ですので、まずは「誰」に書ける言葉かをはっきりさせておくのが、書類を書く作業の最初の段階になります。

職務経歴書を別のものに置き換えて考えると

転職における書類は、アマゾンにおける商品紹介ページみたいなものだと思ってます。

スペック記載もあるし、商品説明もあるし、レビューもあるし、価格もある。
ユーザーがいい商品を探して、吟味するための唯一の情報な訳です。

ここを磨き込むことで、購買率(=内定率)が引き上がるのは直感的におわかりいただけるかと思います。

これですね。ちなみに引用はAmazonで買ってよかったものTOP10に入る、THERMOSのコップ

だから、どうやったら買ってくれるか、という視点を常に考えた上で、事実を編集するわけです。

特に商品の概要である、「職務経歴概要」は書類選考を通過させる上で、とても比重が大きいと思っています。

実際やってみて

僕自身も、正直転職初期において、かなり書類選考に苦労しました。

まぁ「35歳職歴なし」なので、普通に事実を羅列しても通るわけがありません(苦笑)

妻子もいるので親に寄生するという選択肢もなく、正直「あーー人生しずんだくせー」と思うことも何度かありました。

「諦めたら試合終了」、なんて生ぬるくて、「諦めたら一家総出で人生終了」だったので、なんとか勝つ方法、あえて芸人風に言えばウケる書類をかく方法を考えました。

そして、「元芸人、35歳職歴なし」であることに対して開き直るしかないと考えました。

その上で、どうやったら買おうと思ってくれるか、少なくとも商品詳細ページまでクリックしてくれるか、を頭がねじ切れるほど検討しました。

そんな紆余曲折があり、芸人であることを全面に押し出した上で、職歴がないことも、逆転的にプラスに働くように職務経歴概要を書き、内定率を5倍に引き上げる事ができました。

amazonレビューを掘り下げると

買ってもらえるように、もしくは最低ラインの目標として、クリックしてもらえるように書類を書く。

この方向性で進めることは、書類通過率を上げるうえで、大きな力を与えてくれると思います。

ただ注意しなければならないことがあります。

採用プロセスには、amazonで商品を購入するのと違って、トライアル期間(=面接)があります。

某中華製品のように、不自然にレビューが良かったりしても、トライアルで返品されてしまう訳です。

逆に万が一通ったら通ったできついと思います。

だってニーズに合わない商品が届いたらどうしますか?

僕なら物置に放り込むかし、最悪捨てます。

つまり、ちゃんと必要としているユーザーに届けること、これがすごく大切。

ですので、間違ったユーザーに届かないようにしたいし、届けたいユーザーにはちゃんと届くようにしたい。

その一方で、「正しいユーザー」をこっちの決めつけで絞りすぎるのも、幸福な出会いを無下に削ぎ落とすという観点で、やりすぎは良くないと思います。

まとめ

転職活動を成功させるためには、書類選考がとても大切です。

まずは「誰」に送るのか。

そして、どんなメッセージを送るのか。

その上で、採用後も幸せになるためにはどうすればいいのか。

この記事から漏れているところも含めて要約すると、

ターゲットの量をある程度担保しつつ、ニーズと完全に外れている企業はふるい落とし、ニーズのマッチする企業にはちゃんと届くよう、細やかにメッセージを調整する。

この様になるのではないかと思います。

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