どうもこぶんです。
前回の実施した、「35最職歴なし」に対する転職サイトの方向性調査の一環で、他の転職記事とかをざくっと読み直してみました。
目的は、自分の書いていることが、他のところと全く同じだったらやばいぞ、、、という今更ながらの競業調査です。
結果から言うと、被りは少なそうでした。
段落1
やはり、通常の転職サイトは、「普通の経歴」以上の人向けに書かれていることが大半です。
前回も書きましたが、「普通の経歴」を下回る人に関しては記事自体も少なく、具体的なプロセスについて書かれたものはもっと少なくなる印象です。
だから、転職のプロセスについて学ぼうとすると、普通の経歴やキラキラの人向けのノウハウが土台になってしまいます。
当たり前ですが、ど底辺の転職活動は、キラキラ転職組とは前提が違うと考えております。
具体的な話をすると、転職系のサイトなどを読んでいると、「あなたがアプローチしたいこの企業」を落とす事を目的としてテクニックが書かれているものが大半です。
少し言い換えると、1回性のものとして、どう勝つかが、論じられています。
しかしこぶんは、(キラキラ以外の)転職活動で最も大切な部分は、1回性ではなく、最終的に勝つことだと思っています。
ど底辺の転職は、単発で勝てるほどの経歴や経験の強さがないことが普通です。
1回1回に「賭けて」いるととても疲弊します。
もちろん、1回1回の手を抜けという話ではないですが、ぼくたちは最終的に勝つと云う視点に変えて挑んだほうが間違いなく成果があがります。
では、そのためには何をすればいいのか?
転職活動自体を、上流で管理します。
上流管理って?
転職活動を上流で管理すると言っても、、、
あまりイメージがしづらいかもしれません。
ボスから上流管理に関してこんな教えを受けたことがあります
工場の流れを整理するかのように。仕事を整理しろ
これは仕事に関して言われたことですが、転職活動でも応用が聞くと思います。
「工場の流れを整理する」ですが、
製品組み立ての全行程をどのように設計するかで考える・・上流
各パートの作業員の品質をどう上げるかで考える・・下流
みたいなイメージです。
一般的に生産性を引き上げ、効果を最大化するには、上流をいじるのが良いと言われています。
例えば、視点が下流になっていると、各パートを最適化するために、全体工程をどう変えればいいのか?の視点がなくなります。
具体的に言うと、Aの工程で働いているおじさんの成果が上がらない時に、
下流の視点では、Aのおじさんの研修し直すとか、Aのおじさんの目標設定を見直すとか、Aの工程の方法論を変える、みたな個に焦点を絞った改善になります。
一方、上流の視点では
工程の全部を見通した結果、AをA-1、A-2の工程にわけるとか、Bの工程から人を移動させるとか、Aの工程をなくしてしまうとか、Aの工程は機会に任せちゃうとか、AもBもすっ飛ばして、新設するZの工程1つでいけるじゃん、みたいなおじさんの品質によらない改善になります。
Aの工程が全体の中で、どう云う役割で、その時におじさんがするべきことを落とし込む、みたいなイメージです。
とは言え、おじさんの存在が無視される訳ではなく、全体を設計の中に、どうおじさんを配置するとよりおじさんが輝いてくれるか、までを含んだものが、上流の視点になります。
上流で見る視点を導入しなければ、個別で見ていく視点しか
転職活動での上流管理って?
おじさんが登場しすぎて、混沌としておりますが、転職活動に翻訳すると、
「この面接の品質だけ上げる」、「あの書類のクオリティを高める」、みたいな視点ではなくて、10回選考に挑んだ時に、「どうやったら最終まで届く確率を上げられるか」を考える。みたいな視点です。
もうちょっと細かく言うと、最初の5回の選考通過率よりも、後半5回の選考通過率が上がっているためには、何をしたらいいのか?という視点で転職活動に望むイメージです。
他の記事をご覧いただいた方にはお分かり頂けるかもしれませんが、いままで当ブログでシェアしてきたことの、底に流れている考え方です。
まとめ
上流管理の視点が導入できると戦い方がガラッと変わってきますし、最終的な成果に繋がりやすくなります。
例えば、具体的に言うと、1次面接に通ったからといって、そこに固執するのではなく、母数の中の一つくらいの気持ちで望み、そこで得た気づきを返していくことのが重要だと考えています(勿論、通してくれた企業に対して、しっかり誠実に面接に望むというマインドセットがないと、多分色々破綻しますが)
あくまでも、目標達成のための途中指針として、チャンスの総量を引き上げるというものを念頭に置き、
書類→1時面接→最終面接→採用の各プロセスの通過率を引き上げるという視点で取り組むことが、最終的なみなさまの目的を成し遂げる上で、大事なことだと思います。
ですので、特に転職活動初期は、書類送付の母数を広げる→通った面接はかならず行く→そこでのリアクションを徹底的に観察する→書類に返す
これを繰り返していくことで、最終的に勝てる確率を引き上げてくれると思います。
ど底辺の転職活動は、1度の勝負に拘るのではなく、最後に勝つためにどんな方法を取るかを考える。
上流視点の導入、とても有効です。
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