どうもこぶんです。
今回は、ど底辺のための転職シリーズです。
前回は、書類通過のために「振り返り」をましょうと云うテーマでした。
基本的なことではあるのですが、やるやらないでは、如実に結果が違うので、甘く見ずに実践してましょう!というのをこぶんの転職活動前・後半の通過率の差などを見ながらお話しました。
今回は、書類を強くしてく為の「振り返り」をどのように具体的に実行していくのかを掘り下げていきたいと思います。
面接を使え
採用の場は、雇用主に、あなたの提供価値が、コストをかけるに値するかを判断させる場です。
あたりまえのことを強調する形になりますが、雇用者は、あなたの価値に対してのお客さんです。
この辺りの記事で、顧客のリアクションを、真摯に受け止めることの大切さを書きました。
書類に乗せたメッセージに関してもこの軸はぶれません。
振り返りの軸は、客のリアクションです。
では、客(=雇用者)のリアクションを何を用いて判断するのか?
仮説ではない生の声を拾うために、面接を使います。
書類が通る/通らない、に対して振り返り、改善できる部分はあるかと思います。
しかしここでの振り返りは、ポイントが絞りづらく出来ることが少ないため、机上の空論が当たるか外れるか、みたいな博打になってしまうと感じています。(ペルソナ、こっちが想定したターゲット像でしかない、机上の空論でこねくり回すよりは、会って正誤を確かめたほうが早い)
例えば、内容が異なる書類を20通ずつ送付して結果を見る、みたいなやり方もあるかもしれませんが、リスクや工数に対して、リターンが小さいと思います。ちょっと現実的でない。
前提として、ターゲットを明確にしているので、雇用者像のピントは、ある程度定まって入るものの、それでもその想定の上で色々こねくり回すよりは、会って正誤を確かめたほうが早いし、正確だと感じました。
面接でリアクションを拾いに行く。
これが手っ取り早く、効果も大きいと感じています。
面接は相互コミュニケーションの場
当たり前ですが、面接はあなたが事前に送付した資料を元に行われます。
職務経歴書と履歴書、そしてそこから発されるメッセージをヒントにしながら行われるコミュニケーションの場です。
あなたのメッセージを引き上げていく為に、面接で実践する大切なことは3つにまとめられます。
メッセージのどの部分に反応しているのかを見る
- 何を聞いてくるのか
- 何を返すといい反応なのか
- 何に対して深堀りしてくるのか
- 何を聞いてこないのか・・・etc
発信したメッセージのひっかかるポイントを、リアクションを通じて探します
メッセージがどう展開したかを見る
- 具体的に話したほうが、リアクションが良かった
- 伝わると思っていた部分が伝わっていなかった
- 面接向けに考えていったエピソードがハマった
- 強みだと思っていた部分に、予期せぬ角度からツッコミが入った・・・etc
面接は双方向コミュニケーションの場ですので、「伝える」ことも重要ですが、「伝えた」ものにどうリアクションをしているのかの反応をしっかり見ることも大事です。
メッセージをどう解釈したかを見る
メッセージの解釈が
- 合っているのか
- ズレているのか
- (自分にとって)いい見方なのか
- (自分にとって)悪い捉えられ方なのか
また、面接は面接を受ける側が経歴などを要約するケースが多いイメージですが、
実は面接官は、あなたの経歴やメッセージに対して総括を入れてきます。
あなたとあなたのメッセージをすり合わせ、面接の前提に対してコンセンサスを取る意図があります。
これらメッセージの解釈を受け止め、たとえそれがズレていたとしてもフィットさせていくのか、伝え方を変えるのか、など考えてみてください。
この3つのポイントを踏まえて、書類にも返していくことで、メッセージが強化されると思います。
そもそも書類が通らない・・・。
こう書くと、リアクション(=書類通過)がない場合はどうするんだ、と言われそうですが、大丈夫です。
ここで書いたように、
ターゲッティングとメッセージングができていれば、反応がまったくないってことは極めて低いと思います。
また、ターゲッティングがちゃんと出来ているのであれば、母数が増えているはずなので、初動は選ばずに数勝負で、質を補ってください。
それでも、まったく反応がない場合は、「面談」などを利用するのも手かと思います。
チャンスの総量を引き上げろ!
ど底辺の転職活動に置いて、目標を達成するためには、「チャンスの総量」を引き上げることがとても大切だと思っています。
書類→1時面接→最終面接→採用の各プロセスの通過率を引き上げるという視点で取り組むことが、最終的なあなたの目的を成し遂げる上で、大事なことだと感じています。
特に転職活動初期は、書類送付の母数を広げる→通った面接はかならず行く→そこでのリアクションを徹底的に観察する→書類に返す
を繰り返していく事が、最終的に勝てる確率を引き上げてくれると思います。
ぜひ実践してみてください。
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