どうもこぶんです。
ご覧いただき、ありがとうございます。
理想的な条件の転職を目指すとき、現時点ではスキルがちょっと足りないかも、ということはよくあるかと思います。
圧倒的にスキルの足りていない転職は、採用後も苦しむ可能性があります。
とはいえ、せっかく転職するなら、ジャンプアップは狙っていきたいところです。
職歴なしから正社員。
フリーターから正社員。
非正規雇用から、正規雇用。
職種、業種が全く別の分野へチャレンジ。などなど。
攻めの転職を考えている方は多いかと思います。
今回は、志望の職種に対して実績が足りていない転職活動、いわゆる「ポテンシャル採用」を狙ったときにどう勝率を上げるかをシェアしていきたいと思います。
やり方次第で、内定率は5倍になる
給与なり、待遇を良くするわけですから、多少の頑張りは必要です。
ポテンシャル採用では、まずは「数」を力に変えます。
100発100中を狙いにいかず、確率論で戦う。
その上で、無駄に頑張らない。これが大切です。
どういうことかと言うと、コントロールしやすい場所、コントロールしにくい場所を意識した上で、力を入れたり抜いたりする。
数撃ちゃ当たる、的なやけっぱちな感じではなくて、もう少し戦略的に転職活動に望みます。
具体的に言うと、書類選考に力を入れて、最終面接は運、確率論だと割り切る。
そして、チャンスの総量を増やすことをゴールに置く。
この辺りを意識していくと、ポテンシャル採用狙いの転職活動は楽になると感じています。
実際、こぶんはやり方を変えてから、内定率が5倍になりました。
実際やってみた
こぶんの転職戦績
応募 | 30社 書類通過 | 17社 一次面接通過 | 9社 最終面接通過(内定)| 4社
書類通過率 | 56% 一次面接通過率 | 52% 最終面接通過率 | 44%
応募数を分母とした時の通過率 書類通過率 | 56% 一次面接通過率 | 30% 内定率 | 13%
「面談」はここに含んでいません。
一般的な転職者の内定までの通過率
書類通過率 | 30% 一次面接通過率 | 30〜40% 最終面接通過率 | 30〜50% 応募から内定まで | 約4%
参照サイト
転職での書類選考通過率はどれくらい?成功の秘訣をプロが大公開! | すべらない転職
一般的な転職者よりも、通過率が高い理由
実はここにはちょっとカラクリがあります。
2つお伝えすることがあって、1つめは、「一般的な転職者」のカラクリ。
「一般的な転職者」は転職者の平均値です。
つまり、全ての転職者の応募数や内定数を足して、応募者で割った数字です。
全ての転職者なので、とんでもなくキラキラした経歴の人から、こぶんのような35歳職歴なしの経歴の人まで、振り幅がめちゃくちゃでかいということ。
だから、「ポテンシャル採用」の通過率は、上の確率より、ガクッと下がります。
100発100中で通る人と、何をやっても全く通らない人を足して割ったものが平均値なので、残念ながら、みんながみんな上の確率で通るわけではないです。
そんな中でこぶんの戦績は、「一般的な転職者」の転職率を上回っています。
はい。ありがとうございます。がんばりました(笑)
夜勤のバイトしながら、昼間は子育てしつつ、夕方から転職活動みたいな、地獄の日々が・・・・
という思い出や自分語りはちょっと置いておいて(笑)
からくりの2つめをお話すると、合計で見るとそれなりに善戦したような戦績ですが、実は、転職活動の前半戦は、もっともっとボロボロの完全なる負け戦だったのです。
内定数を5倍にする方法
ここからが今回の肝です。
前半はボロボロだったんですが、逆に後半はかなりの負け知らずでした。
なんでそれが出来たのか。ってところで、最初の話しに戻ります。
書類選考に力を入れたからです。
ここで改めて、前半と後半の戦績を比べてみて下さい。
前半の戦績
応募 | 18社 書類通過 | 5社 一次面接通過 | 2社 最終面接通過(内定)| 1社
書類通過率 | 27% 一次面接通過率 | 40% 最終面接通過率 | 50%
応募数を分母とした時の通過率
書類通過率 | 27%
一次面接通過率 | 11%
内定率 | 5%
後半の戦績
応募 | 12社 書類通過 | 10社 一次面接通過 | 7社 最終面接通過(内定)| 3社
書類通過率 | 83% 一次面接通過率 | 70% 最終面接通過率 | 42%
応募数を分母とした時の通過率
書類通過率 | 83%
一次面接通過率 | 58%
内定率 | 25%
なんで書類選考はコントロールしやすいのか?
ご覧頂くとわかると思いますが、最終面接の通過率はほとんど変わっていません。
ですが、チャンスの総量を上げることによって、内定率が5倍になっています。
まず、最終面接。ここはめちゃくちゃコントロールしづらいです。
何でかと言うと、すごくわかりやすくて、最終面接をクリアすると、お金を払わなければならないからです。
当たり前なんですけど、けっこう重要だと思ってます。
ちゃんと支払うコストに対して、リターンが見込めるか。ここを安心させてあげないと、最終面接は通らないです。
だから、ポテンシャルの度合いが大きければ大きいほど、複雑な面接や採用する側の抱えている事情を乗り越えなければなりません。
要素が複雑すぎるので、正直準備のしようがないと思ってます。
逆から考えてみると、わかりやすいかもしれません。
例えば、
営業10年やってました。
同じ業種の会社に、営業として志望します。
という人は、
書類OK、一次面接で人柄の問題や、書類との齟齬もなく、ちゃんと受け答えができるのならば、リターン(活躍)の見込みが外れる確率が低いことはイメージしやすいと思います。
一方、書類選考は、お金を払う前の段階です。
ざっくり例えると、書類選考は「カタログ」です。
だから、相手が何を欲しているのかをちゃんと考えれば、ページを開かせたり、クリックさせることは、難しくありません。
この採用段階は、リターンを意識する前の段階なので、採用側のニーズと気持ちを掴むことで、次のステップに進むことが出来ます。
この段階であるならば、工夫と改善で戦えるのです。
まとめ
こぶんは、合計30社、9ヶ月くらい転職活動をし続けました。
途中、40度超えの高熱が1週間出続けて、内科2つ、脳外科1ついくも原因がわからないと云う奇病にかかりました(たぶん、心理的・身体的負荷 苦笑)。
正直ボロボロの転職活動でした。
もちろん35歳職歴なしの転職という超ポテンシャル採用なので、ボロ雑巾になるくらい頑張らないと、まぁまぁヤバいです(それで頂いた内定を蹴ったりするもんだから、妻から異常に心配をされておりました。。)
という感じで、9ヶ月間結構心身使いながら、工夫や改善を実践してきたつもりです。
ノウハウも自分なりに言葉にできているので、お困りの方がいたら使ってもらえればと思ってます。
もう少し具体的な方法に関しては、下の関連記事をお読みいただければ、より実践的な観点でお役立ち出来るかなと思います。
ご興味あればぜひご覧ください。
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